昭和56年(1981)国の重要伝統的建造物群保存地区となっていて、一度訪れてみたかった場所である。
確かに観光看板は無く建物や疎水の構造はきちんと見事に保存されてはいたものの
余りにも多い観光バスと、途中のひどい交通渋滞、Uターンも出来ない狭い道路、とにかく人・人・人・・・・・の波。
その上、高い駐車料金と、そのすべての保存建物の軒先では「売らんかな」のどこにでもある
いわゆるレール物と呼ばれているお土産品の洪水・・・・・と
とにかくゆっくり見て廻る雰囲気なんかまるで無い。 何? 何なんだ?? これは???・・・・・
正直、そのすさまじさに驚くとともに期待はずれのがっかりの連続でした。
こんな時期に行った自分が馬鹿だったのか・・・・・・・次回は冬場のもっと客の少ない頃に出直しをしたいと思った。
寄せては返す波のごとき多くの観光客が帰るのを待って何とか写真を撮り、早々に引き上げてきました。
我々の地元・萩は昭和34年(1976)国内では最も早く重要伝統的建造物群保存地区に指定され、
それ以後「まち並み」保存を徹底し、平成21年(2009)ユネスコ世界遺産暫定一覧表にも登録されて
厳しい観光規制を進めているのと比較すると、頑張っている萩のほうがまだ良いのかな?
しかし、これから世界遺産登録となって観光客が押し寄せてきたらどうすればいいのだろう・・・・・・・
同じパターンにならない様に願うだけである。 |