萩ガラス工房製品のガラス素地は、地元で採掘される玄武岩「石英玄武岩」(安山岩)から出来ています。 地元・萩市の「笠山」でのみ採掘されるこの原石を粉砕し、 時間をかけて溶融・精製したものが萩ガラス工房のガラスです。 大地の恵みに命を吹き込み、翠の輝きが生まれます。
萩ガラス工房のある「笠山」は、日本海に面している小さな半島です。 遠くより眺めたときの姿が鎌倉時代の「市女笠」の形に似ていることから、その名が付けられたと言われています。 この笠山は国内で最も小さい活火山です。(最後の噴火が約7000年前) 現在では活動を休止していますが、周辺地質には火山性地形が数多く見られます。 中でも国内ではここだけでのみ採掘されるのが「石英玄武岩」(安山岩) この岩石中に含まれる石英成分と各種の含有金属類により、 上品で深みのある翠の輝きへと昇華するのです。